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内々定取り消しは「違法」-福岡地裁

社会保険労務士の江口です。今日もアクセスありがとうございます!!
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内々定取り消しは「違法」=解決金支払い命じる-福岡地裁
4月13日12時15分配信 時事通信

福岡市内の不動産会社に内々定を取り消されたとして、今春卒業した元男子大学生が同社に慰謝料など105万円の損害賠償を求めた労働審判の第3回審判が13日、福岡地裁であった。
調停が成立せず、藤田正人審判官は内々定の取り消しは違法として解決金75万円の支払いを同社に命じた。
元学生の代理人光永享央弁護士によると、内々定の取り消しを違法と判断したのは極めて珍しいという。
元学生は昨年7月、同社から内々定を得て、入社承諾書を提出したが、内定書を受け取る直前の9月下旬、「原油高騰や金融危機などの総合的要因」を理由に書面で内々定を取り消された。 


当職と同じ県内の出来事であり、非常に注意深く見守っていましたが。。。

今後、労働審判での紛争解決が多くなりそうです。。。

労働者個人と事業主の紛争を迅速に解決するため2006年4月、全国の地裁で始まっており、裁判官と民間人でつくる労働審判委員会が、原則として3回以内の期日で調停や判決に当たる審判を実施。審判から2週間以内に異議申し立てがなければ確定し、和解と同じ効力を持つ。異議申し立てがあれば、民事訴訟に移行するというものです。

1月26日に申し立てられているわけですから、本当に結果が早いものですね。

言い換えれば、民事訴訟をする前に裁判所の審判を迅速に受けられるというものです。

個人的にいえば、今回の判断は、内々定の法的性質については議論があるものの、内々定の時点ではまだ企業側からの労働契約の「承諾」の意思表示であるということはできず、労働契約が成立しているとは解せないと判断しており、微妙な気もしますが、新卒の大学生でもあり「重大な不利益を与えておきながら不誠実な対応に終始した」と主張されているわけですから、仕方がない一面もあると思われます。

今春卒業した元大学生のことが気になります。。。


「労働審判」の流れは下記の通り。。。

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裁判所H.Pより

この頃、経営状況がますます厳しくなっているようです。

確かに「人=労働者」に関する悲鳴にも似た色々な相談が舞い込んできます!!

「内容証明が送られてきた」「解雇した労働者の親族を名乗る方から連絡があった」「整理解雇したい」「労働条件を引き下げたい」等々。。。(涙)

今回の件は、様々な複合的な要因があったと推測されますが、事業経営というのは大変なことだとつくづく感じています。

このようなことにならないように社会保険労務士として労使紛争の予防に今後とも注力していく必要がありそうです。

同業者の中には、積極的に労働審判制度に積極的に関与されている方も見受けられますが、当職は「紛争解決」よりも「紛争予防」に積極的に関わりたいと思っています。

裁判になっていいことなんてそうそうないですもんね(爆)(←経験談。。。)




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by kt-sr | 2009-04-13 15:16 | 仕事のこと

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