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労働審判と社会保険労務士


先日のエントリーでも【労働審判と社会保険労務士】について述べさせて頂きましたが、今週、再度、労働審判の席上に同席をさせて頂く機会を得ました。

こちら(経営者)側の弁護士は、小生の友人でもあり困ったときにアドバイスを頂くパートナーでもあり、興味津々、拝見させて頂きましたが、結果は見事に和解。本裁判を経ずに和解できたことは結果的に良かったと思います。

今は弁護士ではありますが、社労士、司法書士の試験にも合格し、以前は社労士、司法書士業をやっていた強者です。要するによく労働法を理解しており、労使の紛争について知恵と知識がある上に裁判所での代理権があるのですから羨ましい限りです。ということで、労働裁判の場合は、自信を持って推薦している弁護士です。

現在、社会保険労務士は、組織一段となって労働審判等の代理権取得に向け、様々な運動を行っているわけですが、現状の試験制度や特別研修では、訴訟代理人としての能力担保に欠けるのではないかと反対意見もあるようです。

現行法であっせん代理等ができる【特定】社会保険労務士制度の延長線上に労働審判等の代理権というものがあるのかもしれませんが、今後、どのように進んでいくのでしょうか。

労働法の分野では社労会保険労務士は一般的な弁護士より秀でているということは間違い無いと思っていますが、本気で労働審判の代理権や簡易裁判所での代理権を得るためには、まずは試験科目に【民法や民事訴訟法等】を今すぐにも追加すべきだと思うのですが。

代理行為はそのまま依頼人に帰属します。
最終的には労働審判代理権、簡裁代理権もっと言えば労働事件全般の訴訟代理権が得られればという思いはございますが、今はまだ安易に代理権を付与することは厳に慎むべきであり、議論の前提として、試験制度、その後の司法試験の合格者の修習制度に準じるような研修制度も必要かと。。。

by kt-sr | 2011-08-11 12:23

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