従業員が辞める本当の理由

安易に赤字社員を採用し従業員の採用がうまくいっていない会社がある。

また、従業員の定着率が悪く、採用してもせっかくの従業員がすぐに辞めてしまう会社がある。

この場合、すぐに辞められることをその従業員のせいにしてしまうのは簡単なことだが、経営者は、無駄なお金を使いたくなのなら本当の理由はそこにないケースも多くあることをしっかりと理解しておく必要がある。

例えば、
人間関係、労働環境が劣悪である。
そもそも賃金が低過ぎる。
残業時間が多すぎである。
この会社にいても先が見通せない。
サービス残業がある。等々

このような問題があれば、それこそ論外。すぐに解決に務めなければならないことは言うまでもない。

その他にもいくらでも早期に退職する理由はあると思われるが、現実的には、早期に退職する理由で一番多いのは【そもそも話が違うということ】が一番、多いと思われる。

つまり求人する際の求人情報と実際の労働条件、就労環境のギャップである。

面接時にしっかりと自社の情報が伝わっておらず、そのギャップが不満となり辞めようという衝動に駆られることを忘れてはならない。

会社は一般的にはさらに利益を出すために従業員を採用するものである。

そして従業員を採用するということは、大きな買い物、投資と同じである。

25万/月の賃金を支払うならば、それだけで300万/年。

10年に換算すると3000万。40年だと1億2千万円。

その他、賞与や社会保険料の会社負担等々を考えると2億円を超える大きな買い物、投資。

強い会社を作るためには、赤字社員を雇用しないことはもちろん、従業員が辞める本当の理由を解決すべき課題と考え、会社に利益をもたらす黒字社員が辞めない仕組み作りこそが賢明である。
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by kt-sr | 2013-01-21 19:56

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