ユニオンとの団体交渉終了!?

とある事件でとあるユニオンとの団体交渉が決裂し、労働審判へ。

能力不足等により、正社員登用する前に試用期間完了前の解雇した事案でした。

あくまでも試用期間ですから解雇しても問題ないのでは!?という使用者側の当初の言い分でしたが、試用期間だからという、その主張は現実には通用しないということをアドバイスさせて頂きました。

やはり解雇ですから、社会通念上、また判例で確立した要件を満たさないと不当解雇とされるケースは少なくありません。

言い換えるとそのほとんどは無効とされるというのが裁判所の考え方です。

今回のケースでは、使用者側にヒアリングすると不法であっても金銭を支払うことで労働契約を終了したいということでしたので、その方向で団体交渉に臨みました。

しかしながら、ユニオン側の要求はあくまでも職場復帰。職場復帰が無理なら金銭解決といういつものパターンでした要求額は年収の〇年分。

そりゃ大きすぎでしょ!?
よほど金銭に余裕があると思われたのか、数度の交渉を経てもほとんど歩み寄る気配はなし。。。

ただ、交渉を続けたとしても最悪、裁判になり解雇無効とされた時の莫大なリスクを考え、使用者側に再度、職場復帰についても検討頂いたところ、人員不足でもあり、使用者側は職場復帰も止むを得ないという回答を頂き、その旨をユニオン側に伝えるも、今さら復帰など出来ないということで、今度は慰謝料を請求するという労働審判申し立て。

職場復帰を認めた以上、慰謝料しかないんでしょうが、これを認めてたら世の中、おかしくなりますよ。

あれほど、交渉最後まで職場復帰にこだわっていて何の不満があるんだろうか?
解決金を釣り上げるための交渉だったんでしょう。

職場復帰を認めると、突然、意味の分からない主張を申し述べ、今後は慰謝料請求。。。

その慰謝料の請求金額は、当初の金銭解決の要求額に遠く及ばず、やりたいことが良く理解できません。

社労士には裁判所の代理権がありませんから、旧知の弁護士にバトンタッチです。

当人には申し訳ございませんが、ユニオンには、反省を促す意味でも本裁判も視野に入れています。
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by kt-sr | 2013-08-02 00:00

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