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専門家の色々

労働法のプロ、労務管理・労働社会保険諸法令の専門家と評されることのある我々、社労士ではあるが、誤解を恐れずに言うならば、本当に労働法が分かっていると言われるレベルの方はそんなに多くないのが実情である。

まあ、社労士に限ったことでなく、一部の弁護士にあっては荒唐無稽な主張をし失笑してしまうことがある。

専門家と思い込みそのような者に依頼する方が哀れでならない。

まずあり得ないことだが、医者であれば専門外、内科の医者に眼を診察、診断してもらったり、心臓外科医に脳外科手術をしてもらうようなものかもしれない。

なぜこのような話題をするかと言うと、大した知識、経験もないのに安易に労働者側の労働相談に乗り解決困難とみるや、合同労組(ユニオン)を紹介し、一緒になって団体交渉に参加してくる者がいる。

知識が浅はかであることを自覚し黙っていればまだ良いものをここぞとばかりに、合同労組の担当者を差し置いて不規則発言を繰り返す姿には、誠実な交渉をぶち壊す怒りと相手側依頼人に同情さえ湧いてくるものです。

交渉をするという事は和解を目指すことに他ならないことであるにも関わらず、専門外の専門家に相談や依頼をするとトラブル、問題が更に複雑になるケースある。

by kt-sr | 2013-10-02 08:43 | 社労士

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