労働契約に付随する安全配慮義務


労働基準法は、使用者に対し、業務上災害について無過失責任を課している。

無過失責任とは、不法行為において損害が生じた場合、加害者がその行為について故意・過失が無くても、損害賠償の責任を負うということである。

だからこそ、補償責任を担保するために国は使用者のみが保険料を負担する労災保険を運用している。


しかしながら、労災保険での給付が十分でなく、また慰謝料などの補償がないため民事賠償が請求されることがある。

その根拠となるのが、不法行為と債務不履行だが、最高裁が1975年に『労働契約に付随する債務として安全配慮義務がある』と判決したことである。

そのためなのか、実際問題として労災民事訴訟の場面では不法行為より安全配慮義務違反を根拠に請求がなされるケースがある。

確かに労災保険だけでは、十分でないケースもあるが、在職中にもかかわらず、平然と訴訟を起こす労働者がいるのが現状である。

そのようなケースに遭遇した使用者(会社)側場合は、過失相殺を争って如何に賠償額を削減するかに主眼を置かざるを得ない。

個人情報もあり、詳しくは書けませんが、当事務所関与先でもこのケースに遭遇し、訴訟提起をされるに至っています。

社会通念上の常識では通用するであろう金銭の支払いをしたのであるが、それでは足りないとのこと。

今回のケースは前提条件として複雑な事情があるが、そうは言っても、訴訟を起こされるとは、嫌な世の中になったものですね。

労働契約法第5条も「労働契約に伴い、労働者がぞの生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう配慮する」ことを使用者に求めており、一層この傾向が強まっていると認識しなければならない。

ちなみに不法行為の時効が3年であるのに対し、債務不履行責任は10年と3倍以上であり、随分と経ってから請求されることもあるのである。

『備えあれば憂いなし』この言葉は、身に染みています。
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# by kt-sr | 2011-07-12 12:02 | 社労士

猪肉 初制覇!!

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頂いた猪肉をしっかり、しっかり焼いて食べ尽くしました。

牛肉でも豚肉でも鶏肉でもない猪肉です!!(笑)

本日の猪肉は築上町でめでたく罠に掛かったとのこと。

実はお客様より頂いたのですが、実はあんまり。。。ということで、食材保存の自慢の保冷庫の中にしばらく眠っていましたが、ついに!!

記憶の限りでは初めてあり、食べるまでは、抵抗がありましたが、想像とは異なり、タンパクで臭みはそんなに感じず、むしろ美味しく食させて頂けました。

野生のパワーを頂き、この暑さが乗り越えられればいいのですが(笑)
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# by kt-sr | 2011-07-10 18:03

ゴミ拾い&草刈り

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概ね毎月一回、遠賀川に繋がる曲川で草刈りと周辺のゴミ拾いをしています。

今日はちょうどその日。朝から電話を頂き、『おはようございます。今日はお願いします。』と言われると行かないわけにはいかない。

眠たい目を擦り、現地へ向かうとすでに20人以上の仲間達が集まっていました。

とにかく暑い。

この暑さに全てにやる気を削がれてしまいそうですね。

今日は、先日頂いた猪肉を豪快に焼き肉にして、元気になりたいと思います。

ただ、美味しいのか、不味いのか分かりません(笑)
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# by kt-sr | 2011-07-10 11:44

姫路の叔父さんから

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勝ちゃん(私のことです。)お元気のことと思います、6月28日菅総理が謝罪するといので、本当かな?と思いながらも、現総理に会えるということは無い事なので、東京まで日本中の原告と会いに行きました、130名近くの原告、家族に謝罪して、最後は全員ではないのですが、握手までして頂き、約束は守って下さいとお願いしました、その時の写真です、菅総理、細川厚生労働大臣、仙石官房副長官にも握手して頂きました。

姫路の元気になったおじちゃんでした


たまたま、厚生労働省にいたときに上記のようなメールが来ました。

叔父は不適切な医療提供が原因となった肝炎患者の原告団の一員で、ちょっとした有名人でもあります。

ずっと投薬治療を受けていましたが、このままだと生命の危機に陥るということで今から、4年前に京都大学医学部附属病院で生体肝移植を受けました。

生体肝移植ですから、その手続きは大変であり、健康体の肝臓を提供するわけですから、その苦悩は想像を絶するものがあると思います。

しかも、当時は医療保険が効かなかったこともあり、
手術その後の治療に考えられない実費がかかり、我が実家でもその費用の支払いついて家族会議が開かれました。

発病から約10年、手術をしてから4年、現在60歳、何度も死を意識したであろう叔父もお陰様で当初の拒絶反応も収まり、薬は手放せませんが、ほぼ普通の生活が出来ています。

報道発表の通り、ようやく国とも賠償金の支払いをもって和解し、集結に向かっているようです。

人生は本当に運命に影響されますね。
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# by kt-sr | 2011-07-06 10:30

再審査請求で審査会に出廷

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警備員が多くいる中、本日は東京は霞ヶ関、厚生労働省の本省に行ってきました。

色々と風当たりの強い省庁なのか、入省するにも手続きが大変です。節電のためか、暗いし暑い。耐えられません。

ある事件で厚生労働省を相手に不服を申し立てるということで審査請求を挟んでの再審査請求。

代理人として、しっかりとした準備をし、精一杯の陳述をした今回の再審査請求。

申し立てが認められなけば、裁判を提起することも依頼人とすでに打ち合わせ済です。

そのぐらい自信もありますが、私の力の及ばないつかみどころのない巨大な何かに不安も感じていますが、冒頭、裁判長のような役回りの審査長が有識者である5人の参与に意見を求めたところ、その内の1人から素晴らしい意見を力強く述べて頂けました。

何度も再審査請求を経験していますが、こんなことは初めてであり、小生の意見陳述も勢いに乗ってスムーズにいきました。

キャリアであると思われる厚生労働省の担当者も小生の主張に対し、回答に困るといった様子が、ありありでした。

結果は判決である裁決書が届くまでは分かりませんか、かなり期待出来ると思っています。

外は暑いですが、満足感で気持ちいいといったところです(笑)

今から、新たな情報を仕入れに打ち合わせです。
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# by kt-sr | 2011-07-05 17:13

つねが先生の結婚披露


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馴染みの『居酒屋ひかる』で歯医者のつねがさんの結婚披露。

◯◯さんの乾杯でスタートです。

つねがさんは、鳥取県の米子東高等学校でインターハイサッカーでベスト8まで進んだ元スポーツマンで今は優しい歯医者さん。

6月11日に結婚式(通称 6・11事件です。)を迎えたつねがさん夫妻を囲んでの楽しい愉快な仲間たちです。

『居酒屋ひかる』で集まるメンバーで2人を祝ってます。

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元オールジャパンの◯◯さんも駆けつけています!!やはり雰囲気がある方ですが、気さくな方です。

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我が家と同じ校区ですので長いお付き合いになるつねがさん、そして奥さんの◯◯ちゃん本当におめでとう。

よほど嬉しかったのか、かなり酔っていましたね。

今後とも飲み友達&我が家の歯医者さんとして宜しくお願いします!!

この会を催して頂いた同じく歯医者の太田さん、ひかるのマスターお誘い頂きましてありがとうございました。
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# by kt-sr | 2011-07-02 21:20

ゴボウ天うどん

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うどんを食べるときは必ずと言っていいほど、ごぼう天うどんを注文する。

うどんとごぼう天の組み合わせが一番しっくりくるし、ごぼうのシャキシャキ感が堪らなくいい。

たまに肉やワカメ等の他のトッピングも添えるが、やはりごぼう天は外すことはない(笑)

うどんには特にこだわりはないが、事務所のパートナー社労士が美味しいうどん屋があるということで、早速、スタッフと一緒に行ってみた。

やはり、ごぼう天は外せない(笑)

そして注文通り来たのが、このごぼう天うどん。

立派なもんです!!

うどん入りのごぼう天といったところでしょうか。。。(笑)

気になるお店は八幡西三ヶ森にある満月です。

お昼時は、かなり待つようですので、少しずらして行くのかいいかもしれません。
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# by kt-sr | 2011-07-01 16:59

議員報酬3割減(大阪府)

報酬カットしたが…「やせ我慢」ぼやく大阪府議

 1年間の報酬3割カット条例を可決し、全国の都道府県議会で最低水準(月額65万1000円)にまで引き下げた大阪府議会の主要会派の幹部らが30日、議員報酬の適正水準を検討する府の審議会に出席し、「生活が苦しい」「普通の暮らしをさせて」と口々に“やせ我慢”の現状を訴えた。


 同条例を巡っては、4月の統一地方選を前に、大阪維新の会と民主、自民、公明、共産の主要5会派が、それぞれ報酬削減案を提示し、2月議会でデフレ競争を展開。維新、自民、共産の3会派が民主案に乗る形で成立した経緯がある。

 5会派の幹事長らが出席したこの日の府特別職報酬等審議会では、民主幹部が「議会報告の印刷や選挙も高くつく。ええ暮らしをしたいとは思っていません。普通でいいんです」と訴えると、他会派からも「事務所が駅前の一等地にあり、賃料がしんどい」(維新幹部)、「生活費に大半を使い、ほとんど赤字」(公明幹部)との声が。専門家委員から「大変やな」と同情の声が上がるほどだった。

(2011年7月1日10時16分 読売新聞)


実際の手取りは、この金額から色々と差し引かれるのだろうが、この記事について、一般の国民はどのように思うだろうか?

議員報酬は一般的に高い高いと言われていますが、私は、決して高いとは思わず、むしろ少なすぎると思っています。

身近に4期目の福岡県の県議会議員である友人がいますが、秘書、事務所スタッフを雇い、事務所の賃貸料だけでも大きな金額なります。その他にも政治活動に伴う活動費、広報費等々

そして4年に1度の莫大な選挙費用。。。

有力な議員の場合は、政治資金集めのパーティーを開いたり、政治献金をそれなりに受けているとは思いますが、とにかく政治(家)には、想像以上のお金がかかるのが身近にいてしみじみと分かりますね。

こんなことでは、資金集めが下手で本当に真面目な国民の県民の市民のための議員が議員を続けられないなんてことも起きるのではないかと危惧しています。

批判を恐れずに言うならば確かに議員は多すぎるとは思いますが、議員報酬を引き下げることには、全くもって賛成できません。しかも、いきなり3割減とは。。。

いきなり3割減。。。。こんな理不尽が一般社会に波及しなければいいのですが。

以上、独り言です。。。
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# by kt-sr | 2011-07-01 10:48

研修修了

労働法の世界では著名な学者の一人である神戸大学大学院教授 大内伸哉氏を福岡にお呼びしての研修会が行われました。



真ん中が、大内教授。右が司会を務めて頂いた今村社労士。

この研修会は、福岡県社会保険労務士会が企画、立案する社会保険労務士会会員の能力向上のために行われるものです。

現在、研修会の担当責任者としての担いを与えられており、昨年、東京で行なわれた労働法に関するシンポジウムに参加させて頂いた際に初めて話を聞かせて頂く機会を頂いたことをきっかけに厚かましくもお願いさせて頂きました。

200名を大きく超える会場いっぱいの参加者が集まり、最新の裁判例、判例を中心とした現在の潮流について講演、研修して頂き、非常に有意義であったのではないかと思います。

大内教授、ありがとうございました。
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# by kt-sr | 2011-06-29 17:44

労働者からの相談


先日、以前、関与していた顧問先を退職された方から相談がありました。

一瞬、動揺しましたが、すでに顧問契約を解除しており、利益相反といういうこともなかろうということで、お話を伺ったところ、退職に当たって争いがあるとのことです。

詳しくは書けませんが、要するに退職届を提出したが、実質的には社長より解雇を受けたというよくありがちな主張です。

私のところに相談がある前に、すでに労働基準監督署に相談され、さらにはハローワークにも離職理由のよって特定受給資格者か否かが決まるということで申し立てをしているようですが、今回のケースは、監督署やハローワークからもの回答と同様に退職届を提出したことでなかなか主張は認められないということをアドバイスいたしました。

今後については、辞める意思がないのにそれに反して『退職届』を提出することがないようにとアドバイスについては納得して頂けました。

辞める意志がないのに『退職届(願)』は提出しない。これは、大事なことです。

顧問先にも、辞めてもらいたい場合には、退職届を受領することを指導していません。その代わりやめて頂く場合は、その理由を明らかにし、説明責任をつくした上で、退職勧奨に関する同意書という形で書面にして頂くように指導しています。

私に相談するまでは争うことも考えていたようですが、結果、『社長を知っている私が言われることだから、おとなしくしておこう。』という結論に達したようです。

私のアドバイスが適切だったのか否かは分かりません。

はっきり言って自信はありません。

ただ、今後、体に気をつけ、頑張って頂きたい!!そう強く思っています。
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# by kt-sr | 2011-06-23 11:32

七隈四つ角のお食事の店『わたなべ』

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この横顔にピンと来た方は福岡大学どっぷりの方です!!

大学時代にこよなく通った『わたなべ』食堂に久しぶりに行って来ました。

チャンポンで有名なお店ですが、いつも頼むのは肉炒め。

これです。

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あれから13年。色々と事情がありまして(笑)、卒業したのが、25歳。

それからもちょくちょくお寄りしているのですが、いつも気持ち良く受け入れて頂き、ありがとうございます。

人生色々。

それからも色々と人生経験をして今は真面目に誠実に社会保険労務士業をやっています。

また、行きますね。マスター&奥さん。
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# by kt-sr | 2011-06-21 14:44

行列の出来る○○

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何の行列でしょうか?(笑)

顧問先に伺った際に駐車場の前で行列を発見しました。

さてこれは、何の行列でしょうか?(笑)























ヒントは昼時です。




























もう、分かりますよね。



























答えは、うどん屋です。

でも、場所は博多区博多東ですが、店の名前は分かりません(笑)

お寄りした顧問先も多くの方が知ってる飲食チェーン店。いつでも行列が出来るお店になってもらいたいものです。

ついでに当法人も行列の出来る社労士事務所になれればいいのですが(笑)
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# by kt-sr | 2011-06-21 12:25

採用の教科書 同業者の紹介


私の社会保険労務士の仲間に凄い男がいます。

その男の名前は福岡の稲田行徳氏です。

ブログはこちら⇒人材採用コンサルタント 稲田行徳公式ブログ

稲田氏は、私よりもずっと若く(小生38歳、稲田氏34歳)社会保険労務士としての開業歴も随分と私のほうが長いのであるが、恥ずかしい限りです。

私にも専門分野はありますが、他の追随を許さない専門性を持つことの素晴らしさ、本当に凄い男です。

尊敬に値する多くの同業者がいる中で、彼との出会いは本当に衝撃を受けています。

しかも気さくな男。ちょっと誉めすぎですが。。。(笑)

そんな彼の著作をようやく手に入れ、読ませて頂いました。

著書の名前は『採用の教科書』

この本です!!じゃじゃ~ん。
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キャッチフレーズが最高です。中身も最高です。

言いにくいところをストレートにそしてスマートに活字にしている本であり、社労士のみならず多くの企業経営者に読んで頂きたい本です。

私の思いをそのまま表現して頂いている(稲田先生申し訳ございません。。。)という思いもあり、顧問先の多くの経営者の皆様に読んで頂きたく、大量購入をする予定です。

私が常々、口やかましく顧問先に行っている指導と同じことを謳っています(笑)

口やかましく言うもんですから、顧問契約を打ち切られたことも一度や二度ではありません。

でも、それでいいんです。

会社のことを考えて何度も訴えても改めて頂けないのであれば、顧問の社労士として存在価値がないということですし、当法人は単なる行政への手続屋ではございませんので。

最終最後まで諦めないというスタンスは変わりませんが、毎月の報酬を頂く以上、今後も会社のために胸を張って指摘をしていきたいと思っています。

これを頒布した上で顧問先を指導することで労使トラブルの未然防止に役立つというものです(笑)

著書は採用の教科書ではありますが、結果的に労使トラブルが減るということは、絶対に顧問先の利益率が上がることに繋がるはずです。

そうは上手くは行かないでしょう(笑)が、悪くなることは絶対にありえないでしょう。

ここまで言えば、欲しくなる方もいらっしゃるでしょう(笑)が、本屋はもちろんネット上でも欠品状態が続いており、中古本でプレミア(定価1,500円がアマゾンで中古が2,500円)がついているようで、私が手に入れた一冊も半ば無理矢理に著者に頂いたものです。

稲田大先生!!ありがとうございます!!(笑)

ちなみに名前は大ではありません。行徳です。影響を受けた偉大な方だから大先生です。

欠品については、今後、増販を出版社に強く依頼しているとのことでじきに解消するでしょう。

あまりの人気に新刊として『採用の教科書2』ということで年末にも予定しているとのことです。

今から楽しみです。
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# by kt-sr | 2011-06-20 13:03 | 仕事のこと

お薦めのお店 ちゃんこまる直 


このブログでも何度か紹介したちゃんこ鍋。

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高速でガス欠した私に頂きました。とほほ。。。

マスター、いつもお気遣いありがとうございます。

お店の名前は『ちゃんこまる直』

食べログはこちら⇒『ちゃんこまる直』

雰囲気は、常連が『かあちゃん』と呼んでいる超フレンドリーなおかみさんのおかげでとにかく明るいというのが特徴です。

ちょっとうるさいとも言いますが。。。(笑)

料理の量は、1品のボリュームが結構あるので、女の子同士で行く時は、3人以上がいいかもしれません。

売りは当然、「ちゃんこ鍋」ですが、福岡県人にも馴染みやすい味付で、あっさりしています。

「鶏のからあげ」も大人気メニューのひとつで注文しない方はまずいません。

「小鉢」はその日のご主人であるマスターの気分で替えますが、とにかくすごいボリュームです。

力味噌と名付けられた肉味噌をつけたキュウリもこれまた絶品です。

今回は、そら豆がマスターの田舎から送られてきたとのことで美味しく食させて頂きました。

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いつもいつも感謝です!!

かあちゃんの馴れ馴れしさが嫌いな方は、ダメかもしれませんが、一度行けば多くの方がこのお店のファンになるのは間違いありません。

場所も悪いにもかかわらず、予約をしないと座れないことはよくあることです。

学生時代にアルバイトを経験させて頂いてからのお付き合いとなりますが、運が良かったら九州場所の時には元横綱の◯◯親方を初め、相撲界の方にも個室がないため普通に逢えるお店です。

ぜひぜひ、覗いてみて下さい。
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# by kt-sr | 2011-06-20 12:04

ガス欠です。

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情けないことですが、タイトル通り、ガス欠をしました。
昼前に事務所を出て13時から顧問先で打ち合わせの道中。
久留米でしかも高速の上です。

乗っている車はプリウス。

あまりにも燃費が良くて、先日、ガソリンランプが点灯し始めたのに気付いていましたが、すっかりぶっ飛んでいました。

「そろそろ入れにいかないといけないなー」と思っていて放置してました結果です。

最初は訳が分からないまま、アクセル踏んでも加速せず、そのまま時速100kmで数分走行出来、「あらら…このまま持つかなぁ〜」と思った矢先、失速してしまいました。

こういった時にJAFがあるんです。

30分以上、車外で待って来て頂きました。

外は雨、自業自得ですが、結構辛いです。

皆さん、気を付けましょうね。
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# by kt-sr | 2011-06-16 13:45

若手社員フォローアップセミナーのご案内


若手社員の中には社会経験が少なく、対人コミュニケーションに不慣れな方が多くいるのが現状で、指導者も若手社員育成について戸惑っているという話を聞くことがあります。

そんな若手社員と上司のためのセミナーが開催されます。

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当事務所へダイレクトメールで案内があったわけですが、担当する講師の荒武勢津子氏は随分と以前ですが一緒に仕事をさせて頂いた仲であり、若手社員の職場定着の促進のためにもぜひ、ご検討頂ければと思います。
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# by kt-sr | 2011-06-13 12:49

八百長問題で仮処分和解


解雇の元蒼国来、仮払金支払いで協会と和解
読売新聞 6月9日(木)20時1分配信

 大相撲の八百長問題で、日本相撲協会の引退勧告に従わずに解雇された元幕内蒼国来(27)(中国出身)が、同協会に力士としての地位保全などを求めた仮処分の裁判が9日、東京地裁であり、同協会が6月から1年間、幕内力士の給料に相当する月額130万9000円を元蒼国来に仮払いするなどの内容で和解が成立した。

 同地裁が「正式な裁判で決着をつけるべきだ」とした上で和解を提案しており、元蒼国来は来週中にも、同趣旨の正式裁判を起こす方針。仮払金は裁判の結果を受けて精算される。

 元蒼国来の代理人の小松初男弁護士は、「地裁は請求通りの金額で和解を提案しており、潔白だという主張を理解してもらったと思う」と話した。一方、同協会は「『故意による無気力相撲』の存在を訴訟で明確にする方が望ましいと判断した」とコメントした。 .最終更新:6月9日(木)20時1分


仮処分がなされる前に和解をするということは、通常あまりないと思われます。

解雇に関する仮処分の場合であれば、退職を前提に金銭的な支払いをすることが通常です。

相撲協会の判断としては、ものままだと仮処分命令が出されることを高い確率で見通したための判断であろうと思います。同じようなケースで仮処分の申し立て事案があっているために仕方なくということでないでしょうか?

とは言っても、相撲協会側が和解に応じた意図がよく分からない気もします。

蒼国来は、そのまま相撲部屋でなぜか稽古に励んでいるようですし、力士として復活するということがあるかもしれません。

ただ、実践から離れ過ぎるとなかなか現実的には難しいのかもしれませんが。

今後、相撲協会は、本訴において蒼国来の解雇の有効性を争うこととなるようですが、明らかな証拠が出せていない八百長である故意による無気力相撲をどうやって証明することが出来るのが難しい問題ですね。

個人的には、八百長は広くおこなられていたんだろうなあ~とも思いますが、そこに金銭のやり取りがないのであれば、解雇は重たすぎると思うし、人情相撲があっても不思議ではないというのが普通の方の感覚ではないでしょうか?

もしかすると、やってもいないのに退職金を手に入れるために引退(退職)を受け入れた力士もいるかもしれませんし、しばらく注意してみていきたいと思います。

解雇は、生活の糧を一気に奪い去るものですから、慎重であるべきことは言うまでもありません。

やむを得ず労働者を解雇しなければならない場合でも、非常に参考になるケースかもしれません。
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# by kt-sr | 2011-06-12 22:39

講演会inアクロス福岡


全国亭主関白協会会長の天野周一氏講演会に来ています。

自称?会員数13,000人とのことですが、そんな協会があったとは。。。

なぜ、このような講演会に来てるかって?

妻がチケットを購入してプレゼントしてもらいました。とほほ(笑)

教えられた愛の三原則です。

「ありがとう」をためらわずに言おう
「ごめんなさい」を恐れずに言おう
「愛してる」を照れずに言おう

どうやら、さだまさしの関白宣言のような思い描いていた亭主関白は古いようですね。

講師によると、亭主関白の関白とは、天皇に次ぐ2番目の位。

そして家庭内ではカミさんが天皇であるから、「関白」とは奥様を補佐する役目。

また、「亭主」とは、お茶を振る舞う人、もてなす人という意味。

つまり、真の『亭主関白』とは、妻をチヤホヤともてなし補佐する役目であるとのこと。

以上を講師も盛んに新亭主関白と言っていましたし、どうしてチケットを用意して行かせたのか妻の意図が読めるような感じです(笑)

この間、妻と我が子は、博多駅の阪急デパートで買い物です。。。
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# by kt-sr | 2011-06-12 16:33

たこ焼き&畳職人のご紹介

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大阪出身の大将が焼くたこ焼きの店、銭たこ。

とは言っても大将はほとんどいません。

本業は畳職人ですから。

味は、ソース、しょうゆ、塩の3種類。

つくり置きはなしで、すべて注文されてから焼くと以前は言っていましたが、近頃はそんなことはありません。すぐに出てきます。

お勧めは、塩マヨ。

外はカリッと香ばしく、中はアツアツでドロドロって感じです。

から揚げも美味いですよ。

美味しいたこ焼きが食べたければ、是非、ご賞味あれ!!

八幡西区三ヶ森3-12-10
定休日 水曜日
営業時間 10時〜19時

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美味いですよ!!
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# by kt-sr | 2011-06-12 14:21

労働時間の始期


労働時間とは、拘束時間のうち、労働者が使用者の監督下で労務を提供する時間とされており、手待ち時間や業務上必要な仮眠や休息、使用者が実施する朝礼や作業終了後の後片付けなども、通常は労働時間になるというのが通例である。

なお、拘束時間とは、始業から就業までの時間をいい、使用者の指揮監督下においても、自由に労務から離れられる時間で休憩時間である休憩時間を拘束時間から差し引いたものが労働時間となります。

ここで建設現場等の従業員が、就業場所に先立ち、会社に立ち寄った時間及びその後の移動時間は労働時間となるか否かについては、ほぼ例外なく労働時間と解すことが適当であるというのが、裁判上で明らかになっている考え方である。

会社側のこれに反する主張を見聞することがあるが、会社で集合してから就業場所まではそれが単に移動であっても、労働時間であることを否定することは出来ないことを認識しなければならない。

労働時間ということは、言い換えれば、賃金請求が認められるということに他ならない。

今回のケースに限らず、言葉ではとい『労働時間とは、拘束時間のうち、労働者が使用者の監督下で労務を提供する時間』うことであるが、実務においてはどこまでが労働時間であるかということは本当に争いが多い。

ただ、拘束時間のうち、本来の休憩時間を除き、そのほとんどが労働時間であると判断されるのが通例である。

実務においては、このことを肝に銘じて日々の労務管理をしなければならないのである。
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# by kt-sr | 2011-06-11 18:45 | 社労士

博多祗園山笠扇子と手拭

今年も山笠の季節がやってきた。

15年来の友人から今年も山笠扇子と手拭が丁寧な手紙を添えて送られてきた。毎年毎年、本当に有り難い。

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いつも、いつもありがとう。

つい先日も博多の夜で、たまたま遭遇したのであるが、すでに始動中のようである。

すでに始動中のこの友人、7月15日追い山笠に向けてムードが高まりつつあるようだ。

テレビで見ることもある大太鼓の合図とともに一番山笠から順に「櫛田入り」。

その後、境内を出てゴールを目指して懸命に舁きまくるのである。

15日早朝の「追い山笠」で15日間のお祭りが終了。この祭りはこの一瞬のためにあるといっても過言ではないくらい盛り上がる。舁き手の「オイサ・オイサ」のかけ声、打ち鳴らされる太鼓の音、見物客からの割れんばかりの拍手。

「櫛田入り」「コース」ともに所要時間を計測し、競う。最後は、荒ぶる神様に捧げる鎮めの能が演じられ、いつもと変わらない静けさの博多の朝に戻るのである。

生粋の博多人にとっては、とても大事なお祭り、それが博多の山笠である。

この友人は、福岡に本社を構え東京にも事業所を構える従業員500名を超える代表者であるが、どうも山笠の期間中は、事業そっちのけといった感じのようである(笑)

我が社会保険労務士の仲間にも熱く燃えている方がいることもあるし、今年は、久しぶりになぜが行きたいと胸騒ぎがしたきた。

以前は、友人と夜中いや朝方まで飲んでそれから、見物に行ったものだ。

よし!!金曜日でもあるから、誘ってみるか(笑)
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# by kt-sr | 2011-06-10 22:24

事務所の本棚設置


前々から考えていた本棚の造作をお願いしており、本日、設置して頂きました。

お願いした作り手は和造「粋家」の崎田陽平さん。H・Pはこちら。

元々は画家として活動し、絵画・造形・CG・映像などを軸に、二科展全国最年少入選2回、二科西人社展入選、北九州市美術展銀賞・新人賞、谷尾美術館大賞展入選2回。。。

う~ん、凄いことなんかどうなのかは、絵に造形のない小生には何のことか分からない賞もあります(笑)が、素晴らしい経歴の持ち主でもあります。崎田さん、すいません。

そんな崎田さんい作って頂いた本棚は、張り物(いわゆる合板)では出ない質感と、使っていく度に出る風合い・・・本格的な杉板です。

こんな感じです。
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もう一枚、パシリ!!
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午後3時から工事に入り、なっ、なんと現在午後11時前にようやく完成。

本日は自社の工房で加工をしてからの作業にも関わらず、約8時間。

本当に丁寧な仕事ぶりでした。

明日、パートナー&スタッフが出社してきたときにも収納力&センスのいい本棚に喜んで頂けるでしょう。

『これで代表である私が、本を色々と積み上げ散らかさないだろう。』ということで。

実際は、どうなるか分かりません(笑)

ただ永く愛される家具となることは間違いないでしょう。

なんせ、据付け設置です。

本当にありがとうございました。感謝!!

崎田さんそして一緒に作業をしてくれた崎田さんのお父様。

完成後のまたまたパシリ!!でも、11時ですから目を閉じています(笑)
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そして帰り際にもう一枚。夜だから、よく写っていません(笑)
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こんな感じで本当にお世話になりました。

請求書をすぐに出して下さい。すぐにでもお振込みをします。

もう一度、H・Pはこちら。

黒崎で昼間はカフェと雑貨、週末はBERとして『REAL DEAL』というお店も開店の準備をしているとのことです。

ますます、頑張って頂きたいと思います。


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# by kt-sr | 2011-06-08 22:44

定着率を上げること


タイトルにある定着率を上げることとは、言い換えれば離職率を下げることである。

批判もあるでしょうが、離職率の低い会社は一般的に従業員が安心して働ける会社であるし、従業員が安心して働ける会社であれば、あらゆる面で安定していると言えるでしょう。

少なくとも従業員が安心して働けない会社よりも明らかにその傾向が強いことは間違いないでしょう。

さらには、安定しているということは、このような不景気でも業績は、まずまず以上の企業が多いことは間違いないでしょう。

現実に目を向けると転職が難しいこのような時代であっても、理由はともかく、労働者側からの自発的な離職者があまりにも多いことが嘆かわしいと思っています。

経営者側の方は、また新しい従業員を採用し、これを繰り返すことによってこの現実について目を向けている。(あえて、問題視しようとしていないというのかもしれない。)

社会保険労務士であり採用コンサルタントを標榜している稲田行徳氏は離職率を下げるためには『理念や社長の考えに共感しているため、会社の方針や方向性を共有でき、一生ここで働こうと思ってもらえる人を採用することだ』と言っている。

この意味としては、採用前にしっかりとした意識の共有を図ることが大事であるということでしょうね。採用を簡単に考えずに、しっかりとした計画性を持って臨まないといけないということでしょう。

また『会社で長く働いてもらえるか?理念や社長の考えに共感してもらえるか?スタッフの定着率は良いのか?(会社の離職率は低いのか?)というものは、採用時に決まるということだ。』とも言っている。

このような時代だからこそ、定着率を上げること、離職率を下げることは大事なことことであることは間違いない。

大いに意識をしながら、明日からの業務に励もうと思っています。


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# by kt-sr | 2011-06-07 22:42

労働トラブルの和解

和解と言うと話合いで円満に解決するというイメージが一般的であると考える。

しかしながら、我々の業務範疇の労働トラブルは実に奥の深いものであり、そんな簡単なものではないのである。

労働トラブルを裁判等でない終局的な解決をするうえでは、和解というものを理解し、上手に問題解決に和解を取り入れることが重要である。

終局的解決である『和解のメリットは、何といっても終局的解決である。』ということである。

これに対し判決では、控訴されればトラブルは続く(可能性がある)。

このように『和解の最大のメリットは、これですべてトラブルは解決した。』といえるところにあるのである。

さらには、トラブルの初期の段階で実現できれば、これを「早期」解決ということで、さらにメリットがあると言うことである。

ただ、専門的知識がない場合、またトラブルの初期の段階で事案の筋が明確ではない場合の和解についてはその内容に問題がある場合がある。

いづれにしろ、お互いに譲り合うので双方の顔が立つ解決になることが多いのが通常である。

他方、裁判での判決だと、勝つか負けるかであり、一方が屈辱的な思いをするのが一般的であり、感情の動物である我々人間は、納得できずに勝訴者を逆恨みするということが考えられる。

反対に和解のデメリットして考えられるのは、当方に正当性があり、一切お金など支払う理由がないと考えていても、和解を目指すなら譲歩し、一定の解決金を支払う必要がある。

言いかがりのような場合でも、現実的にな対応として和解をするほうが得策な場合もあると考える。

譲歩の余地のない事件には、和解は馴染まないのである。

また、和解は終局的解決なので、請求権放棄事項や清算事項が入っており、和解成立後は、もはや相手に対し、責任追求は出来ないと考えるのが通常である。中には和解での終局的解決がふさわしくない、つまり、和解にはなじまない労使トラブルの場合もある。

多くの労働トラブルの和解事案を経験してきて、そのほとんどの場合、『お互いが納得いかないのが和解である。』との結論に達している。

もう一つ、本日、見聞した事件を通じて、出来れば最後まで和解に持っていくべきであって裁判を避けるべきであるということを改めて感じている。



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# by kt-sr | 2011-05-30 23:13

労働審判に弁護士は必要か?


労働審判制度は、平成18年4月1日から始まった制度で、それ以降、その利用数は徐々に増え続けており、個別労働関係民事紛争の解決のために一定の成果を上げているのはデーター上間違いない。

これまでは、個別労働関係民事紛争の解決には、時間がかかる等の理由で泣き寝入りせざるを得なかったトラブルについても、迅速かつ適切な解決を図ることを期待できるとされ、個別労働関係民事紛争については、労働審判制度の利用は今後ますます増えるものと思われる。

労働審判の流れは労働審判官(裁判官)、労働審判員(労働関係について専門的な知識経験を有する人)、当事者(申立人と相手方、つまり、個々の労働者と事業主)、そして当事者の代理人(通常は弁護士)であり、この手続は、非公開とされている。
そして、第1回期日では、各当事者がそれぞれの言い分を証拠に基づいて主張。
そのうえで、労働審判官と2人の労働審判員が当事者の言い分を踏まえて、調停案を作成して当事者に提示。その調停案を前提に調停の成立による解決を目指して、場合によっては第2回、第3回と期日が開催。

ざっくり言うと以上のような流れである。

そこで、弁護士を代理人にお願いすべきかどうかという問題がある。労働法等の知識が必要であるため弁護士を代理人にと考える方が多くいると思われるが、労働法等の専門的な知識をお持ちの方であれば、概ね必要ないと考える。

批判を恐れずに言うならば、労働法に長けている一部を除き、労働問題については社会保険労務士の方がほとんどの弁護士より法的知識・実務の専門性が勝っていることは間違いない。

批判をする社労士がいるならば、自他共に認める労働法の専門家となれるように研鑽を積めばいい。

但し、悩ましいことに職域を侵食される弁護士会の激しい反対もあり、現在のところは社会保険労務士には労働審判では代理人になれません。

ただ、労働審判は原則非公開ですが申請すれば、社会保険労務士の傍聴を認める地方裁判所が多くあるようであり、その場合、相手側の弁護士が訴訟テクニックを駆使してきてたら休憩を申請して、休憩時間中に抗弁の助言を受けることも可能である。

原則3回で終了する制度ですから、弁護士特有の訴訟テクニックは意味がない。だからこそ、高い費用を払ってまで弁護士に依頼することはしっかりと検討すべきである。

申立書がいかに争点整理して主張できているかが大事であり、その後における一貫性のある確かな主張が勝敗を決めるのである。

不安があったり、挑発されたらシュミレーション以外のことを言ってしまうぐらいなら弁護士に依頼することも必要である。

ただ、これまで頭を傾げたくなるような主張をする弁護士に出くわすこともあり、経営者側、労働者側に限らず労働法を熟知している弁護士が圧倒的に少ないのが現実であることは間違いない。
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# by kt-sr | 2011-05-27 12:40

注目高裁判決


「日本海庄や」の過労死訴訟 2審も社長らに賠償命令
産経新聞 5月25日(水)22時10分配信

 飲食チェーン「日本海庄や」に勤務していた息子が死亡したのは過重労働が原因として、両親が経営会社「大庄」(東京)と平辰社長ら役員4人に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。坂本倫城裁判長は「過労の実情を放置し、何ら改善策を取らなかった」として、約7800万円の賠償を命じた1審京都地裁判決を支持、会社側の控訴を棄却した。

 1審は過労死訴訟で初めて、大手企業トップの個人責任を認定。2審も同様に社長らが労働環境の改善を怠ったとして「悪意または重大な過失が認められる」と指摘した。

 判決によると、吹上(ふきあげ)元康さんは平成19年4月に入社し大津市内の店舗に勤務。同年8月に急性心不全のため24歳で死亡した。死亡までの約4カ月間の時間外労働は月平均100時間超で、厚生労働省が定めた過労死認定基準(月80時間超)を上回った。

 控訴審で会社側は、月100時間までの残業を認めた労使協定があり、「外食産業では一般的」と主張したが、坂本裁判長は「過大な残業が常態化し、協定でも補いきれなかったのが実情に近い」と退けた。

 判決後に会見した吹上さんの母、隆子さん(56)は「上場企業なら法令は守られていると息子を送り出したのに、短い時間で旅立った」と悔やんだ。

 大庄広報室の話「ご遺族に改めてお悔やみ申し上げる。判決文を検討し上告するか判断したい」

 以上、引用終わり

 
 裁判の中で裁判長は、死亡前4カ月間の残業時間を、月当たり約78~129時間と認定した上で「店長のマニュアルに長時間労働抑制の記載がないなど、適切な是正処置をとらなかった」と同社の安全配慮義務違反を指摘している。

使用者いわゆる会社には、従業員が安全に業務に従事できるようにするべき義務がある。この安全配慮義務と言われるもので、これを怠ると民事上の責任が発生するのである。
 会社が安全配慮義務を尽くすことは、リスク予防上絶対に必要であり、さらには尽くすことで快適な職場環境の形成、従業員の事業遂行の効率化にもつながることを意識すべきである。

  安全配慮義務に関するこれまでの裁判例をみると、賠償額はかなりの高額になることが珍しくなく、いわゆる電通事件等のように1億円を優に超えることもあり、賠償金の支払いが相当の負担になることは十分に認識しておく必要がある。

 賠償金を支払えなければ、会社財産に強制執行をかけられるということもあり、最悪の場合には、億単位の賠償金の支払いができないことが原因となって倒産せざるを得ないという危険すらあるのである。
 さらには、このほかにも法的責任として安全衛生法などが適用され、事案によっては責任者が業務上過失傷害などの刑事責任が問われることもある。 社会的信頼の失墜、訴訟などになった場合の社会的評価の失墜は看過できるものでなく、会社が安全配慮を尽くすことは絶対に必要なことである。

 通常は会社側に助言・指導している立場であるが、当法人にはパワハラ・長時間労働に関する労働者側からの相談事案も散見されているのが実情でもある。

 時間外労働を否定するものではなく制限を何時間とすべきという答えも持ち合わせていないが脳疾患・心臓疾患・精神疾患等の健康を脅かす時間外労働は議論の余地なく法で制限すべきであると考える。
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# by kt-sr | 2011-05-26 13:43

平成22年度個別労働紛争解決制度施行状況


【平成22年度の相談、助言・指導、あっせん件数】

 ・ 総合労働相談件数 113万234件 (前年度比 0.9%減)
 ・ 民事上の個別労働紛争相談件数 24万6,907件 (前年度比 0.2%減)
 ・ 助言・指導申出件数 7,692件 (前年度比 1.1%減)
 ・ あっせん申請受理件数 6,390件 (前年度比 18.3%減)

(1)相談、助言・指導件数は高止まり
 総合労働相談、民事上の個別労働紛争に係る相談、助言・指導申出受付件数は、過去最高を記録した平成21年度と同水準で高止まりしている一方、あっせん申請受理件数は減少した。

(2)相談内容は『いじめ・嫌がらせ』が増加し、紛争内容は多様化
 『いじめ・嫌がらせ』、『その他の労働条件(自己都合退職など)』といった相談が増加する一方、『解雇』に関する相談が大幅に減少、紛争内容は多様化した。

(3)制度利用者の内訳は、正社員が減り、非正規労働者が増加
 相談、助言・指導、あっせんの利用者は主に労働者であるが、正社員の割合が減少し、パート・アルバイト、期間契約社員といった非正規労働者の割合が増加した。

(4)迅速な処理を実現
 助言・指導は1カ月以内に97.6%、あっせんは2カ月以内に93.6%が処理終了しており、『簡易・迅速・無料』という制度の特徴を活かした運用がなされている。


以上、厚労省H・Pからの引用

 労働者と企業のトラブルの迅速な解決を目指す「個別労働紛争解決制度」について、2010年度の相談状況を発表が発表され、解雇など民事上の紛争相談件数は、前年度比0.2%減の24万6907件となったとのこと。

02年度の統計開始以来、初めて減少に転じたものとされているが、異常なまでもの高止まりが続いていると見るべきであろう。

相談内容を見ると、「解雇」が13.0%減となったが、相変わらず一番多い。

パワーハラスメントなど「いじめ・嫌がらせ」が10.2%増であり、相談者別では、正社員の割合が減った一方、パートやアルバイト、期間契約社員ら非正規労働者が増えたとのことである。

しっかりと読み込んでみたいと思う。

平成22年度個別労働紛争解決制度施行状況
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# by kt-sr | 2011-05-25 22:15

賃金塾に参加


先月の記事にも投稿したが、社会保険労務士事務所を開業して早いもので11年。

4月より、賃金制度、人事制度の勉強を体系的にするために賃金塾に通っている。昨日はその第2回目。

結構な時間もかかればお金もかかる。絶対に無駄にすることなく、これまでの断片的な知識を本格的に実務に活用出来ることを目標に、今後2年間、毎月一回の塾。

職能給、職務給の基本的な考え方から人事・賃金制度の設計のみならず、さらには運用まで出来る社会保険労務士として活躍できるという夢を見ながら、今から2年間、しっかりとしたノウハウを吸収していこうと思う。

今回、新たに本格的な人事・賃金制度の構築といった分野に再参入を考えているのである。

当然、これまで同様、企業の顧問としてもっともっと労働法分野を極め、裁判例、判例を読み漁り、知識と知恵を吸収し、リスクを回避し、紛争を解決する社会保険労務士であると同時に働き易い職場環境作りに寄与していきたいと思っている。

更には、ライフワークとなった感もあるが、個人的には障害年金という分野で世の中で苦しんでいる障害者のお役に立てるように今後も研鑽を積んでいきたい。
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# by kt-sr | 2011-05-18 12:40

障害年金の裁定請求は慎重にすべき

 
 数多くの障害年金に関する相談を受けている中に「請求できるものならば、とりあえず請求でもしてみようか」という甘い認識しかもっていない方が少なくない。

 相談者のなかには、請求することによって障害年金が支給されるなら結構なことだが、それよりも低い障害程度である障害手当金が支給されるであろう方は、よほどの慎重さが必要である。

 法律の建前では、障害手当金は症状固定の障害に対して支給されることになっている。

 そのため、障害手当金を受給することになると、その後、障害の程度が増悪しても同一の障害について年金に切り替わることはない。 

一度、一時金である障害手当金を受給してしまうと、その後、不幸にして障害の程度が増悪し障害年金を受給できるほどの状態であっても同一傷病で障害年金を受けることは出来ないのである。

 これが法律であり、障害年金の大きな落とし穴である。 

 当初から障害「年金」であれば、その後、障害の程度が悪化した場合にはたとえば3級から2級への改定が認められることがあるのである。

 この他にも大きな落とし穴は多く存在するが、障害年金を裁定請求する際は、法律をきちんと調べ上げ認定基準、要領と言われるものに熟知している必要がある。法の無知で安易な判断で苦しめられている方が多くいることが嘆かわしい。
 
 以上の理由により、よほど生活に困窮していない方の場合には、障害手当金の請求については慎重に検討されることいつも進言している。
 
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# by kt-sr | 2011-05-17 12:04 | 社労士

法律上の労働者が否か?


訴訟:43万円支払い命令 高齢者住宅、生活協力員の残業代--東京高裁 /東京
毎日新聞 5月13日(金)10時32分配信

 多摩市が設置する高齢者集合住宅「シルバーピアあたご第1」で、入居者の一時的介護などをする「生活協力員」だった50代の男性が「雇用契約を結んだのに残業代などが支払われていない」として、同市から運営を委託された社会福祉法人に約1300万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が12日、東京高裁であった。大橋寛明裁判長は請求を棄却した東京地裁八王子支部判決(08年11月)を変更、約43万円の支払いを命じた。
 判決によると、「生活協力員」は入居者への生活指導や病気時の一時的介護などを行っており、ボランティア的な面がある。男性は99年、市の公募で採用され、09年3月まで法人の嘱託職員として働いた。
 訴訟では、法人側は雇用契約の締結自体を否定し、「市の決めた報酬(月約24万円)を払っているだけで、残業代まで支払う義務はない」などと主張した。だが、大橋裁判長は男性に源泉徴収票が発行されていることや社会保険もかけられていたことなどから「労働基準法上の労働者にあたる」と指摘し、勤務日1日当たり30分の時間外労働を認定した。男性側が求めた期末勤勉手当の支払いなどは認めなかった。【和田武士】
〔都内版〕

5月13日朝刊


業務委託という名称で契約していたり、いわゆるボランティアと形式でありながらその対価を支払うといったようなこと事が現実的にあっています。

労働者と言うことであれば、労働基準法を始めとする労働法令がが適用されるのは言うまでもありません。

そうであるならば、当然、労働時間を管理する必要があり、また、賃金も最低賃金を遵守する必要がある。

国が公的機関が民間に対してリスク軽減のためなのか民間に委託していてそこに従事する方々が労働者なのか否か、判断に迷うことがあるのが現実である。

もし労働者ならば、様々なリスクもあり、現実的に国や公的機関からの委託料では経営が成り立たなくなってくる場合も多くあると思われる。

この問題は、今に始まったことでなく、様々な場面で労働(雇用)契約であるのか否かは非常に悩ましい問題である。

なぜなら、ケースバイケースで判断するしかなく、争いがあるときに最終的にそれを決めるのは、我々社労士でも弁護士でもなく裁判所しかないからである。

今回の報道のケースについては判断が難しいと思われるが、明らかに労働者であるケースにも関わらず、裁判所でそれを否定するような答弁を行う輩がいるのも事実であり、失笑を禁じえないことがある。
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# by kt-sr | 2011-05-16 09:58 | 仕事のこと